神経ブロック(1)
神経ブロックとは、様々な疾患からくる痛みや、
まひ、循環障害、自律神経失調症などの治療に
効果的な治療法です。
痛みの原因となる知覚神経線維や運動神経線維、
交感神経線維の異常な緊張や興奮を取り除き、
その神経が支配している領域の痛みを断ち切ります。
痛みが生ずると、交感神経が興奮し、
筋肉が緊張・血管が収縮します。
そして、充分な血液が流れず酸素不足になり、
老廃物や発痛物質が蓄積してしまい、
それが知覚神経を刺激して新たな痛みを生むという
「痛みの悪循環」が生じます。
末梢神経や交感神経節周囲に局所麻酔剤を注入すると、
悪玉の交感神経線維がブロックされて(機能が抑えられて)、
末梢血管が拡張し局所の血行が改善され、
組織内の酸素が豊富になり、
その結果、「痛みの悪循環」が断ち切られ、
痛みが緩和され完治します。
現在、神経ブロック療法は約25種類程度あります。
星状神経節ブロック(SGB)
星状神経節は交感神経の一つで、
体のさまざまな機能を調節する神経です。
首に左右一対の交感神経のかたまりが(神経節)あり、
星のような形をしているものを星状神経節と呼んでいます。
交感神経の役割のひとつに
血液の流れを調節する機能があり、
交感神経が緊張すると血液の流れに影響を及ぼします。
ストレスにより肩こりなどが起こるのも
交感神経の過緊張が
血液の流れを悪くするために起こります。
適応症
片頭痛、筋緊張性頭痛、群発頭痛、頸肩腕症候群、
外傷性頚部症候群、胸郭出口症候群、
肩関節周囲炎(五十肩)、レイノー症候群、帯状疱疹、
脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)自律神経失調症、
花粉症、アトピー、更年期障害など。
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私は、入院前から
何度この星状神経節ブロックを受けたでしょう。
症状が強い時は、
週3回のペースで2〜3ヶ月通院しました。
軽い時は週2回のペースで1〜2ヶ月で症状が消失、
軽減しました。
仰向けで首に注射を受けるので、
初めは緊張しましたが、
医師がお上手だったのでしょう。
一度も穿刺で痛い思いはしませんでした。
ただ局所麻酔剤が注入される間は、
症状が強い時ほど首から肩にかけて痛みがありました。
慣れるとそれが体調のバロメーターになりました。
注入したほうの手が、暖かくなったり、
手のひらの発汗中止でさらさらになるので
効果が実感できます。
30分安静にした後に帰宅できます。
私は注入側のまぶたが腫れるのですが、
1時間以内に元の顔に戻れます。
2回ほど声のかすれが出て
咳き込むことがありましたが、
やはり1時間ぐらいで治りました。
詳しくは、下記の書籍をご覧ください。
しつこい痛みの治療―神経ブロック療法
NHK出版 788円(税込) タイトルをクリックすると詳細がわかります。
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