脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)
脳と脊髄の神経(中枢神経)は、
頭蓋骨と背骨で保護されています。
この中枢神経は脳から脊髄まで髄膜で包まれており、
その中を脳脊髄液が流れ、
栄養を補給したり老廃物を排除するなどの働きと共に、
脳や脊髄神経を衝撃から守る
クッションのような働きがあります。
低髄液圧症候群は脳脊髄液がどこからか漏れ、
脊髄液量が減少することにより慢性的な
頭痛、頚部痛、嘔気、めまい、倦怠、視力障害、
集中力・思考力・記憶力低下など
様々な症状が出現します。
これまでも突発性低髄液圧症候群は、
まれな慢性起立性頭痛の原因として
知られていましたが、
髄液圧が低いことが診断の決め手でした。
しかし、一部で慢性化をすると、
髄液圧は必ずしも低くない場合があることが
分かってきました。
原因の多くは、
交通事故による鞭打ち症や
スポーツ外傷など比較的軽微な外傷ですが、
原因不明な場合も少なくないようです。
2004年3月に全国レベルの学会が開催され、
2006年1月には第4回脳脊髄減少症研究会が
開催されました。
そして、脳脊髄液減少症ガイドライン (2007)
が
2007年4月に発行されました
それでも、この病気に対する認知度が低い
脳外科医や整形外科医が多いため、
検査や治療が受けられる医療施設が
限定されているのが、現状のようです。
「ニュースステーション」や「熱血ドクター」で紹介され、
病名が全国に知れ渡りました。
その後も、時々マスコミで取り上げられています。
「たけしの本当は怖い家庭の医学」でも
放映されていました。
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