「首の痛み」「後頭部痛」「肩甲骨周囲の痛み」「手のしびれ」「めまい」「耳鳴り」「飛蚊症」などと闘っている方のために、 自分の経験を元に療養生活の知恵と医療情報をお届けします。

むちうち闘病記 31


むちうち闘病記 31 illust2006_thumb.gif



入院生活<19>
 

 

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翌朝は、

Sさんの方から、

こちらの病室に来られた。

元気そうな姿に

安心したが、

生理食塩水硬膜外持続注入を

56時間も

頑張ったのに、

あまり変化は

ないそうだ。


昨日の結果報告の

メールをするため、

外に出る。


現在は

外来の待合室でも

メールのみOK

なのだが、

当時の院内は

一切携帯禁止だった。


タクシー乗り場の

イスに座って

携帯を取り出す。

指が割合スムーズに動く。

点滴と安静が

良かったのだろうか?


入院3日目頃から、

トイレ歩行が

手すりを使わずに

行けるようになった。


今日は5日目だ。

今までは

病棟の公衆電話で

主人と兄嫁に

何とか

連絡をいれていたが、

こうして院外に

一人で

来られるようになった。


昼食後、

休職している

クリニックの院長に

電話を入れた。

院長も

TV熱血ドクターを

見ていたので、

ブラッドパッチを

やらないことに

驚いていたが、

B医師の説明と

C2ブロックについて

話すと

状況を理解して

くれたようだ。


「大変そうだね。

 長くかかりそうだね。

 あせらないで、

 じっくり治してください」


本当に、

ありがたい言葉を頂いた。











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2018-05-06 : 入院生活 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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むちうち闘病記 30


むちうち闘病記 30illust2014_thumb.gif

 


入院生活<18>


 
sagyouin_woman08_think.png






20時……、

めまいで入院した

友人のところへ

行くつもりで

病室を出たら、

向かいの病室の

若い彼女が

起き上がっていたので

声をかけた。


外来で、

入院予約の日に

会ったことを話すと

覚えていてくれ、

気さくに

今までの経過を

話してくれた。


名前は、Sさんで

間違いなかった。


Sさんは、

慢性疲労性症候群

という疾患で

通院治療していたが、

脱水で症状が悪化し、

平塚のS先生から

脳脊髄液減少症
(低髄液圧症候群)

と診断され、

ブラッドパッチも

受けた経験がある。


こちらの病院では

B医師から、

私と同じく

グレイゾーンと

言われたそうだ。


生理食塩水硬膜外持続注入

のための

カテーテル挿入の時は、

癒着のため

凹凸があり、

それに触れた時は

激痛で

「ギャーギャー」と

わめいたとのこと。


そのためなのだろうか、

Sさんは、

平塚のS医師に

不信感や、

集まる患者さん達に

違和感を

感じているらしい。


「ブラッドパッチ施行後の

 被害者の会が

 できるのではないか

 と心配だ」

と言う。


やはり、そこまで

ブラッドパッチの

リスクは

大きいのだろうか?


今日の、

B医師の話で

脳脊髄液減少症
(低髄液圧症候群)と

確定診断

されなかったことに

混乱していたが、

ブラッドパッチを

強く勧められなかった

ので、安心した。


C2ブロックや、

胸椎からの

生理食塩水硬膜外持続注入

の恐さは

かわりないけれども…。








 
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2018-04-24 : 入院生活 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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むちうち闘病記 29


むちうち闘病記 29 illust3746thumb.gif



入院生活(17)




 syokuyoku_nai.png






病室に戻ると、

昼食と夕食が2食分

床頭台に乗っている。

配膳中の

若い看護師さんが

言った。


――適当に

おかずを選んで

食べてくださいね。


「おかず

 200パーセントでも

 いいの?……。

 だって、

 お腹ペコペコ

 だったんだもの!」


――全然OKです。



笑顔で

言ってもらったにも

かかわらず、

いざ食べよう

と思ったら

胃痛が襲ってきた。


こんな時に限って、

食物繊維の

多そうな
(消化の悪そうな)

おかずばかり!

レンコンや、

しらたきのきんぴらは、

おいしそうだが

やめておこう。



野菜の

炊き込みご飯が

あったので、

用意しておいた

お弁当箱に詰めた。

あとは

食べられそうなもの

だけを、

良く噛んで

食べたけれど、

胃痛が限界になった。


看護師さんに

下膳してもらい、

ホカロンを

胃のあたりに

貼って休むと

落ち着いた。

食事の前に

貼っておけば、

落ち着いて

食べられたのに!

食い意地が

張りすぎて

いたのだろうか?


胃痛は

高校時代からあった

ので、慣れていた。

何度も

バリウムを飲み

検査をしたけれど

異常は無い。

食事の内容に

気をつけ、

暴飲暴食はさける。

胃の存在感が

ある時は、

空腹時痛もあるので

予防策を取る。


胃痛が出た時は、

ぬるま湯で

薬を服用したり、

ホカロンを

貼ったりして

対応してきたのに、

お馬鹿な私だ。


でも、お弁当箱に

炊き込みご飯を

入れておいたので、

あとで

食べることができた。








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2018-04-13 : 入院生活 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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むちうち闘病記 28


むちうち闘病記 28 illust2102_thumb.gif



入院生活<16>
 

 

 pose_syourai_woman.png





全体の話から、

「脳脊髄液減少症
 (低髄液圧症候群)は、

 ブラッドパッチで

 必ず治るという

 思い込みに対して、

 少し

 クールダウンを……」

という

B医師の考え方が

強く出ていた。


100パーセント否定は

しないが、

リスクも大きい

ということだ。


長年悩み続けた

患者にとって、

はっきりした

診断名がつき、

新しい治療が

受けられるというのは、

大きな光だ。


平塚のS医師は

優しい態度で、

患者の話を熱心に

聞いてくれるそうだ。

表現は適切では

ないかもしれないが、

信者のように集まる

患者も多いのでは

ないだろうか


私もテレビを見て

患者会に入っていたら、

熱烈な信者になって

いたかもしれない。


祈祷師のような類は、

誘われても

一切行かないことに

している。


「悪霊が

 背中に乗っている」

と言われれば

信じられるほどの

肩や背中の重さ

なのだ。


首の痛みは、

まるで魔女に

両手でギューッと

締められているようだ。


子供の頃から

単純で素直で

コロッと

だまされやすい性格

だったが、

年月を重ねて

慎重さを身に付ける

ことができた。


ブラッドパッチは、

ネットで

副作用や再発の

書き込みが

多かったので、

B医師の話は

納得できた。


しかし、

C2ブロックの

リスクについては

不明だ。

透視下で確実に行う

と言う言葉に

引かれたが、

不安は大きい。


「まだ、

 症例が少ないから

 しょうがないよ」

「時間はあるから

 ゆっくり考えよう!」


自分に言い聞かせる

ように言って、

主人や兄嫁と別れた。








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2018-04-01 : 入院生活 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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むちうち闘病記 27


むちうち闘病記 27illust2096_thumb.gif

 


入院生活<15>


shinpai_woman.png





看護師記録室を

出てから、

3人とも

しばらく無言だった。

ずっと書記に徹していた

兄嫁が、

口を開いた。


「難しいね!どうする?」


本当に難問だ。

脳脊髄液減少症
(低髄液圧症候群)の

診断確定と

思っていたのに、

予想外の

グレイゾーンという

不確かな表現にも

かかわらず、

生理食塩水

硬膜外持続注入を

予定通り

6月3日に行うという。


しかも、

胸椎からなんて

リスクが倍増では

ないか!

腰椎ならば合併症は

下半身で済むが、

胸椎だと

もっと上の

神経のリスクが増える

ことになる。


ブラッドパッチも

脊髄液漏れの

位置により

胸椎から行って

いるらしいが、

なんで私が?……。


それに、

C2ブロックって

いきなり言われても!


「どうしようか?」

このときは、

そう答えるのが、

やっとだった。








 
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2018-03-20 : 入院生活 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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むちうち闘病記 26


むちうち闘病記 26 illust3508thumb.gif



入院生活(14)




 nurse_obasan2.png






でも、治療の選択権は

こちらにある。

とりあえず、

生理食塩水硬膜外持続注入を

やってみてから

決定したいことを伝え、


「今まで

 症状が強い時は

 日常生活も

 やっとなので、

 何とかしたいと

 思って入院したので

 お願いします」

と、頭を下げた。


横にいた主人も

続けて言ってくれた。

「ブラッドパッチの

 リスクは

 本人も調べて

 知っていて、

 どちらの
 
 パーセントになるか

 解らないけれど、

 かけてみるつもりで

 来ているので、

 お願いします」


こういうときは

頼もしく見える。


退室しようと

立ち上がった時、

B医師が

ついでのように言った。


「あなたの場合、

 頚椎からの症状が

 強いので、

 生理食塩水

 硬膜外持続注入は

 腰からではなく、

 上のほうから

 行うかもしれないよ」


「上ってどこですか?」



驚いて聞くと、

B医師が

首を傾けながら、

胸骨の上部を

たたいている。



「胸椎の上部

 ということですか?」


再び聞くと、

看護師長が


「良くお勉強なさってるわね」

と笑顔で答えた。







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2018-03-10 : 入院生活 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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むちうち闘病記 25


むちうち闘病記 25 illust2098_thumb.gif



入院生活<13>
 

 

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20分後、

看護師記録室に

呼ばれた。

B医師のとなりには

看護師長が

座っていた。


まず、映像を見ながら

脳脊髄液減少症
(低髄液圧症候群)

の説明。


診断基準が

明確ではないこと。

私の場合は、

正確に測定すると

小脳の位置が微妙で、

グレーゾーンとのことだ。


平塚のS医師なら

確実にブラッドパッチを

行うだろうが、

リスクが高くて

副作用や再発が

多いそうだ。

まず、

生理食塩水

硬膜外持続注入を

予定通り6月3日に

行うことになった。


その後、

第2頚椎から

交感神経の親玉を

透視下で

神経ブロックをすることを

薦められた。

自律神経症状や

頭痛、頚部痛に

ターゲットを

絞ったほうが良いという。


神経ブロックの

正式名称を聞くと

「C2ブロックかな。

 他ではやってないので、

 外には

 言わないでください」

とのこと。


これは

パイオニアの光栄を

喜ぶべきか、

治験の恐さを

自覚すべきか?

でも、

第2頚椎といったら

頭の中ではないか!


星状神経節ブロックを

受けて

効果を実感しているが、

突然の話に戸惑い

確認するために

聞いてみた。


「神経ブロックは

 痛みの治療だけでなく、

 血行を促進して

 神経を修復して

 くれるんですよね」


「そうです。

 効果は期待できるね」


B医師は

自信満々の顔になった。







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2018-02-26 : 入院生活 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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むちうち闘病記 24


むちうち闘病記 24illust3492thumb.gif

 


入院生活<12>


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判決が出る29日、

昼の12時に外来で

星状神経節ブロックを

終えた。

麻酔科のT医師に

今日、B医師から

説明があるので

不安だと言うと、

B医師を信頼して

大丈夫、

と言ってくれた。


病室に戻ると

昼食の配膳が

終わっていたが、

私の分がない。

看護師によると、

検査終了後と

言われた。


でも、説明書には

12時半まで

飲食可能

としてあった。

胃の空腹時痛が

心配で、

購入しておいた

ゼリーを食べ

ロキソニン以外の

薬を飲んだ。


MRI検査の予定は

2時半だが、

時間を過ぎても

なかなか

呼ばれない。

プリモプエルの

ダイチャンに、

「お腹すいたよー!」

と叫ぶ。


検査が始まったのは、

4時だった。

検査が遅れたのは、

混んでいた

ということだ。


放射線技師さんは

大変だった

はずなのに、

5時から

B医師との面談が

あると告げると

「頑張って

 検査結果を

 病棟にあげます」

と言った。

素晴らしい

プロ意識だ。


MRIから

病室に戻ったら、

既に5時に

なってしまった。

待っていた

主人と兄嫁に

事情を

話しているうちに、

B医師が

現れて言った。

「MRIの結果は、

 今日は無理だね」

面談を後日にする

つもりらしい。


私は、先ほどの

放射線技師が、

頑張って

検査結果を

病棟に上げる

と言ってくれたことと、

今までの

検査結果だけでも、

お願いします。

と頼んだら

承諾してくれた。

プロ意識がある

放射線技師さんに、

感謝だ。





 
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2018-02-15 : 入院生活 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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むちうち闘病記 23


むちうち闘病記 23 illust3462thumb.gif



入院生活(11)




 shinpai_obasan.png






昼食後、ベッドで

音楽を聴いていると

看護師長が来て、

明日の午後5時に

B医師から

検査の結果と、

今後の

治療方針について

説明があるから、

同席してもらいたい、

家族がいたら

連絡をするように、

と伝えてくれた。



脳脊髄圧測定
(ICPモニタリング)

の時に、

若い医師の

イチロー君から

B医師による説明が

全脊椎MRI検査

終了後に

あるかもしれない

と聞いていたので、

主人や兄嫁には

告げてあったが、

時間の確認の

連絡をいれた。


いよいよ判決が出る。

インターネットで

調べた

脳脊髄液減少症
(低髄液圧症候群)と

ブラッドパッチに

関することを

印刷して

持ってきていたので

目を通したのだが、

何度も

読んでいるので、

特に

集中するわけでなく

パラパラと流し読みだ。


引き出しにしまい、

トイレに行こうと

起き上がった時に、

隣のベッドに入る

新しい患者さんの

紹介があった。


Hさんという、

女優の松阪慶子を

丸顔にした感じの

中年女性は

交通事故による

脳脊髄液減少症

(低髄液圧症候群)で、

平塚の病院から

紹介で来たそうだ。

また、仲間が増えた。


Hさんは気さくな方で、

自分の事故のことや、

平塚の病院で

脳脊髄液減少症
(低髄液圧症候群)

のため

ブラッドパッチを

受けた方の話を

してくれた。


繰り返し

ブラッドパッチを

受ける人もいて、

平塚の病院は

検査や入院待ちの人で

いっぱいだそうだ。


彼女自身は、

後頭部痛がひどく

一日中

寝たきりだそうだ。

娘さんが自立し、

ご主人も

仕事が遅いので、

食事は自分の分だけ

宅配食で

済ませているそうだ。

皆さん大変そうだ。

早期に検査が

受けられたことだけでも

私はラッキーなのだ。









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頸椎のアクシデントによる様々な
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